高価買取される刀剣とは?

高価買取される刀剣とはどのようなもの?

美術品として扱われ、高価買取が実現する刀剣。でも、刀剣についての知識がなければ、売却する際に、実際の価値よりも低い査定で手放してしまうことも。あとで失敗した!と後悔する前に、魅力ある刀剣とはどのようなものなのか、知っておく必要があります。そこで、刀剣について詳しくご紹介しましょう。

時代や刀剣の種類、制作者によって大きく変動する。
日本刀は、いつの時代のものなのか、どんな種類のものなのか、誰が制作したものなのか、など、詳細の条件により価格が大きく異なります。

一般的に刀剣は、平安~室町末期1600年ごろ(関ヶ原の戦いの頃)までのものを古刀慶長以降~江戸時代中期くらいまでを新刀江戸時代後期が新々刀、そして現代刀というように、おおまかに4種類に分けて考えられます。必ずしも古いから質がよいというわけではないのですが、古刀は材料や製作方法が異なり再現するのは難しいといわれているため、歴史的価値が高いといえます。

次に、種類としては太刀、刀、脇差し、短刀、槍、薙刀、長巻があり、それぞれに特徴があります。また、名人(名匠)によってつくられたものは、切れ味が良い、見栄えがする、刀身に彫刻がある、など、細部にわたり工夫されており、価値が高くなります。

鑑定書、傷、錆、刀装具の有無
日本刀を所持するためには、必ず銃砲刀剣類登録証が必要ですが、これは購入する際についてきます。その他、刀の価値について証明するものに鑑定書があり、これが価格を左右します。鑑定書は、銘が正真かどうか、出来栄え、茎(銘字の部分の状態)、その他傷や錆びなどを評価したものです。信頼度の高い「公益財団法人 日本美術刀剣保存協会」が発行する鑑定書があれば価格もアップします。

刀剣のサイズ
日本刀の種類によって、そのサイズ(寸法)は異なります。太刀の中でも90cm以上のものが大太刀、60cm以上のものが太刀と呼ばれます。また、刀は60cm以上、脇差が60cm以内、短刀が30cm以内と決められています。

このように、刀にはさまざまな特徴があり、これらをトータルで評価して価格が決められます。少しでも高価買取を実現するためには、日頃から手入れをしておく必要があるでしょう。

刀剣・日本刀の価値

日本刀を評価する場合、美術品としての価値、また歴史的な価値の両方から行います。

美術品としての価値は、その形、地鉄の冴え(質・色合い・焼き入れ)、鍛え、刀文の美しさと冴え、手持ちのよさ、切れ味、その他錆びや傷などを総合的に評価して結論が出されます。

また、それとは別に、歴史的に名の残る刀であるかどうか、を評価する方法もあります。歴史的人物が所有していたものであれば、グンと価値は高くなります。

そして、「美術品としての価値」と、「歴史的な価値」を合わせてその刀が評価されますが、たとえば、非常に美しく雰囲気がある名刀であったとしても、歴史的に名前を残しているものでなければ、美術品としてだけの価値しかないということになります。両方の価値があると判断されれば、かなりの高価買取となるでしょう。

高価な刀剣で有名なもの

参考にために、高価な刀剣をご紹介しましょう。源清麿(江戸時代後期の刀工)がつくった日本刀が5,500万円といわれ、また、大正天皇から賜ったといわれる東郷平八郎の刀は5,000万円もの値がついたという噂もあります。なお、国立博物館などにある刀は、数十億円するともいわれています。

日本刀はとても奥が深い美術品です。買取価格を左右するのは上述の通り刀自体の価値が大きいですが、買取業者の目利きによっても大きく変わります。刀の手入れを怠らず状態を保つことも大切ですが、買取業者は刀の知識に長けた刀剣専門店に頼むなど、経験豊富な鑑定士のいる買取業者に依頼することをおすすめします。

といわれても、選択肢が多すぎてという方に、私が以前買取をお願いした「全国刀剣買取センター」をご紹介します。大変、満足したので折りに触れお話していますが、気に入っているポイントは刀の歴史や価値を熟知しており真摯に対応してくれる点です。こんなに褒めると嘘くさいかもしれませんが、私の愛刀を担当した鑑定歴20年の代表とはいつか一杯やりたいものだとすら思うほど。もちろん、こんなに推すのは査定も高額であったのもポイントではありますが(笑)